こんにちは!今日は「もしかして認知症かも?」と不安に思った時に役立つ、 初期症状を見逃さないポイント をお伝えします。
最近、親御さんが「物をなくすことが増えた」「同じ話を何度もする」など、いつもと違う様子はありませんか?家族だからこそ、「これって普通の老化現象なのかな?」「心配しすぎかな?」と悩むこともあると思います。
でも、 早期発見はその後のケアや生活の質を大きく左右します 。一緒に5つのチェックポイントを確認してみましょう。きっと、ご家族の変化に寄り添うヒントになるはずです!
- よく物をなくす、探し物が増えた
認知症の初期段階では、 「鍵や財布をいつも置いている場所に置かない」「何度も探し物をする」 ことが増えることがあります。ただ、「物忘れ」だけではすぐに判断できません。たとえば、 大事な薬や財布を紛失してしまったり、置いたこと自体を忘れている ような状況が続いたら、少し注意が必要です。
ポイントは、 「物の置き場所を記憶しているか」 をチェックすることです。もし、忘れたことに気づいていなかったり、見つからないことで苛立つ様子が増えていたら、それも重要なサインです。
- 以前できた日常の家事ができなくなった
例えば 「料理を途中でやめてしまう」「料理の手順が突然わからなくなる」 ことは、認知症の初期症状の一つです。こうした 「できていたことが急にできなくなる」 は、加齢による衰えと異なり、脳の働きの変化が影響している可能性があります。
特に、長年行っていた 料理や掃除などのルーティンが途切れたり、手順が思い出せないと感じる場合 は、注意が必要です。料理の工程を抜かしていたり、何度も同じ調味料を入れてしまうなどのエピソードが見られるようなら、一度、記録しておきましょう。
- 最近の出来事や会話を忘れてしまう
「さっき話したことを覚えていない」「昨日の予定を忘れてしまう」という状況はよくあるかもしれません。しかし、 「大事な約束や予定を何度も聞き返す」「同じ質問を何度も繰り返す」 など、 近い過去のことに対する忘れが目立つ場合 は、認知症の初期症状の可能性があります。
例えば、お互いに話した内容を覚えていないだけでなく、 自分が質問したこと自体も忘れてしまっている などがある場合、記憶に関する変化があるかもしれません。
- 見慣れた場所で迷うことが増えた
認知症が進行すると、 「道に迷う」「見慣れた場所での方向感覚があいまいになる」 ことが増えます。普段から通っているスーパーで出口を探し迷ったり、 近所のルートで帰り道が分からなくなる などのエピソードがある場合、空間認識に問題があるかもしれません。
もし「方向感覚がおかしくなっているかも」と感じた場合は、見守りをしながら外出先でもサポートしてあげるのもおすすめです。
- 生活リズムが乱れる
認知症の初期段階では、 睡眠リズムが乱れる ことがあります。たとえば、 夜中に目が覚めてしまう、または寝つきが悪くなったり、昼夜逆転のような生活になる ことも。また、 不安や混乱から夜中に動き回ってしまう場合 もあるので注意が必要です。
これも、加齢のせいと見過ごしやすい部分ですが、 昼夜逆転や睡眠の質の変化が続く場合は、他の初期症状と合わせて確認 するとよいでしょう。
終わりに
日常生活の中で、「あれ、なんだかおかしいな」と感じたとき、それが認知症の早期サインかもしれません。家族として、つい「ちょっと変わったかな?」と思ってしまいがちですが、 ちょっとした違和感を感じたときが、早めに行動するタイミング です。
もし、ご家族が今回のチェックポイントにいくつか当てはまるようであれば、ぜひ一度、専門の相談窓口や医師に相談してみてください。早期に気づくことで、できるサポートも増え、ご本人とご家族が安心して過ごせる時間を作ることができます。
「ちょっとした変化を見逃さない」 それが家族の大切なサポートの一歩です。一緒に、健康で明るい毎日をサポートしていきましょう!